白山滑降2回目    戻る


メンバー 僕 YASUHIROさん ノザ


2014年11月16日


市ノ瀬3:04〜別当出合4:32〜中飯場5:48〜甚之助7:20〜室堂9:01〜山頂9:48〜10:11〜滑降〜甚之助小屋10:58〜別当出合11:46〜市ノ瀬12:22


白山に3日間降り続いた雪はかなりの量になっている、市ノ瀬ゲートは閉ざされ登山者は少ないはず。もう滑りに行くしかない、YASUHIROさんとノザの3人で白山を滑降してきた。

気合が入っていたのか深夜目覚ましが鳴る前に起きて準備をし車を市ノ瀬に走らせた、市ノ瀬近くになると路肩に除雪した雪が残っている。ライブカメラでは別当はかなりの積雪になっていたからチャリはあまり使えないだろう。
3時前にゲートに着くと皆もう準備をしていた、気合入りすぎです。予定の30分前に出発、ゲートから先は除雪車のわだちがあるが除雪はされていない。わだちを利用して漕ぐがスリップして大変、押し歩きも交えてスキーで滑って来れる
所までチャリを押し上げた。バトルにならなかったが汗だく。スキーにシールを貼りここからスキーで行く。

わだちは別当手前まで続いておりラッセルする事なかったが、この先山頂までは厳しいラッセルになるだろう。吊り橋は板が外され連日の降雪で1本橋に雪が積もっている、慎重に雪をけり落としながら進む。心臓に悪い…。
橋を渡り本格的なラッセルとなる、石畳の急登は雪が沢山ありスキーで登り上げることができさらにラッセルをして進む。もっと積雪があればどこでも歩けるのだが、まだ無理でほぼ登山道を行く事になる。中飯場で休憩してると空が快晴になって
きた、気合ももっと入ってきた。久しぶりの本格的なラッセルはしんどいです、交代でトレースを伸ばしていく。後から登ってくる人は全く苦労せずに快適に登れるだろう。

夜が明けしばらくで雲に覆われ空が見えない、甚之助小屋に寄らず直登しまた登山道を行く。南竜分岐からは雪が豊富でどこでも歩けるようになった、そうなればエコーラインから行けるはずだ。トラバースして沢筋に入ると後は登り上げる
だけだ、高度が上がるにつれ雲が薄くなっていく。弥陀ヶ原から上は晴れているのだろう。シラビソに張り付いた霧氷はとても綺麗でチビモンスターみたいだ。景色は良いが沢筋のラッセルはキツイ、頑張ってトレースを作り弥陀ヶ原手前で
雲から抜けた。早く山頂が見たい、風が出てきたがその分ラッセルから解放された。そして快晴の空に白山がドーンと見えていた。最高です、寒さも何のそのドンドン先に進む。

弥陀ヶ原から直登して室堂に登り上げ小休憩する、吹きっさらしの室堂は吹き溜まりは2M以上の積雪で、風の当たる所は積雪が無かった。厳しい環境だ。ここから山頂へはいつもの沢筋を行く事になる、横風が強く寒い。ノザはノーズカードを
持ってきてなく鼻が痛そうだった。しかし負けることなくスキーで山頂に登り上げた、絶景です。幸せです。神社で神様にお参りして滑降準備をする。
山頂から雪の繋がっている所に移動してレッツゴー!YASUHIROさんとノザは初滑りだ。雄叫びを上げながら滑降する、最高です。写真もバチバチ沢山撮りあっという間に甚之助小屋に着いた。休憩したらまたゴー!別当まで無駄なく滑り
感無量です。そしてわだちのおかげでチャリデポ地点までも快適だった。11月にこれほど楽しめるなんて…白山最高。。。

雪が載っていると恐怖が倍増。

夜明け前に空が快晴になってきた。

観光新道はまだ滑れないな…

後続の方々、ラッセルは大変です。

どこまでも続くラッセル。このエコーラインに行く沢筋は辛かった。

何やら空が明るくなってきたぞ。

雲から抜けました。

早く白山を見たくて足が進む。

ドーン。。。どうですか?

次は早く山頂に行きたくなってきた。

僕らが作った別当出合から続くトレース。

ノザより大きいチビモンスター。

この写真が室堂の厳しさを物語っている。

建て替え中の奥社、祈祷殿が無いと寂しい。

風に耐えもうすぐ山頂だ。

着きました、絶景です。白山の神様ありがとうございます。

もちろん山頂から滑降、スキーがあればこんなところも大丈夫。

ノザの豪快な滑り、上達しました。

最後はチャリで終了、生きててよかった。